本館1F・先進的だったアメリカ製農機具
- 日本の農業が鍬や鎌、牛や馬の力を利用した農耕具を使用していた時代に、龍吉はアメリカから大型農機具を輸入し近代農業を実践しました。当時の川田農場には西洋式の牛舎・サイロ・風力発電などもあり、その風景は近在に類を見ない威容を誇っていました。
- 本館1F
本館1F・フロア紹介
- いち早く大型農耕機を取り入れ近代化を計った川田龍吉男爵がアメリカ等から取り寄せた当時の最先端農耕具を中心に、龍吉の生涯や写真パネル等を展示しています。
装軌型トラクター
- 1901年型アメリカオハイオ クリーブランド・トラクター社製。燃料はケロシン(灯油)で内燃機関により稼動します。主に開墾用に使用しますが、プラウ、ハロー、播種機等の牽引、車体前部のプーリーを使用してサイレージブロアーや脱穀機の稼動も行ないます。
サイレージブロアー
- トラクターのエンジンに接続させて木製ベルトを回し、トウモロコシ、クローバー、アルファルファー等を裁断して牛のエサを作ります。
木レンガ
- カルフォルニア産ダグラスファーで作られた木レンガは、牛の爪を傷つけないように畜房の床一面に敷き詰められていました。ダグラスファーは硬さが日本の杉と松の中間くらいで、松脂成分が多く腐食しにくいです。
本館2F・調理器具とジニーのラブレター
- まだ洋食がなじみのなかった時代、西洋風の調理器具を使い、挽きたてのコーヒー、パンにバター、デザートにはアイスクリームとなんとモダンで優雅な生活でしょう。その中で大切に保管していたジェニーのラブレター。龍吉の彼女に対する思い出は生涯忘れることはありませんでした。
- 本館2F
本館2F・フロア紹介
- アメリカ式キング型牛舎の組み立て式天井の高さに目が奪われる本館2階には、当時珍しかった洋食の調理器具を中心とした生活用品や函館市内への連絡船に関する物を展示しています。
ラブレターを大切に保管していた金庫
- 龍吉のイギリス留学中の恋人ジェニー・イーディと交わしたラブレターが1977年にこの金庫から発見されました。その数は90通にも及びます。
セパレータ
- 上部のハンドルを回し、遠心力で新鮮な牛乳の乳成分を分離させ、バターやクリームを作ります。
コーンセーラー
- デントコーン(トウモロコシ)を1本丸ごと入れてハンドルを回すと下部から細かく刻まれた飼料が出てきます。
